化粧水の選び方

美容

化粧水は今や男女問わず使用するものになっているなと感じています。僕自身も化粧水なんて20代半ば位まで使ってきませんでしたが、ドラッグストアで働きだしてからは仕事柄勉強会や研修を通じて気にする様になり、今ではほぼ毎日化粧水を使用しています。今回は化粧水の選び方を紹介します。

化粧水の役割

化粧水は洗顔後の肌に水分を補給し、保湿する役割があります。化粧水の中身の基本8割から9割は水分で占められています。残りの2割から1割に保湿成分や美白成分などが含まれていますが、商品やブランド毎で特徴は様々です。

洗顔で一度顔の表面をリセットしますが、同時にもともとあった油分も洗い流すため洗顔後に突っ張った感じがしたり、男性だと洗顔と同時にヒゲを剃るとヒリヒリしたりします。原因の1つに洗顔による乾燥が挙げられます。洗顔後はできるだけ早く化粧水を使用することをオススメします。表皮の最表面にある角層に化粧水が浸透し水分を補給する事で肌を柔らかくして状態を整える働きがあります。化粧水はケチらずたっぷり使用することをオススメします。顔全体に化粧水が浸透する感覚を感じれば十分です。手の平に余った化粧水は勿体無いので、首やデコルテ、腕やお尻で使い切りましょう。割とこれやっている人多いと思います。化粧水を使用した後は乳液を使用して蓋をしてあげましょう。化粧水だけだと自然乾燥によってまた乾燥肌に逆戻りしてしまいます。

化粧水の選び方

化粧水の選び方は千差万別で人それぞれ様々です。その人の肌状態と、その人が目指したい肌状態により選ぶ化粧水が様々だからです。選ぶ際には『今の肌状態』、『目指す肌状態』の2つにフォーカスして下さい。

今の肌状態

乾燥肌

肌が乾燥してハリがない、粉がふいている感じがする、突っ張った感じがする方は保湿成分がたっぷり入った刺激の少ないタイプを選ぶと良いです。化粧水のタイプでもさっぱり、しっとり、とてもしっとりと別れていますが、しっとりからとてもしっとりのいずれかを使用感をテスターで試してみて選ぶと良いです。

敏感肌

乾燥肌に加えて、顔に触れるとヒリヒリした感じがある、赤みがかっているという場合は肌のバリア機能も低下していると思われます。化粧水を選ぶ際は保湿成分が入っていてなるべく余計なものが入っていない無添加のものを選ぶと良いと思います。

脂性肌

油分が多いく水分も多い状態。水分と油分のバランスが良くないことで肌がテカテカしている状態です。バランスを整えてくれる化粧水を選ぶと良いです。

混合肌

油分が多く水分が少ない状態。特徴は比較的キメは粗い。カサカサ、ゴワゴワしていて皮膚が硬い。水分が少ないので洗顔後にたっぷり化粧水を使用しましょう。ソフィーナipなど土台美容液を使用することをオススメします。

目指す肌状態

透明感のある白い肌になりたい

シミやそばかすを防ぐ美白有効成分が入った化粧水を選び、かつ自分の肌の状態に合う化粧品を見つけましょう。

歳を取ってもシワのない肌を目指したい

保湿力の高い化粧水を選ぶと良いです。肌のターンオーバーは約1ヶ月です。目に見える表皮は日々生まれ変わっていますので、乾燥させないことが重要です。化粧水後の乳液でしっかりケアするか、化粧水にも油分も与えてくれる様な保湿力のあるものを選ぶと良いです。

常に潤いのある健康的な肌になりたい

無添加の化粧水を選ぶと良いと思います。アルコールフリー、香料フリーなど『なんとかフリー』と記載のあるものを使用すると良いです。グリチルリチン酸ジカリウムなど抗炎症作用のある成分が入っている商品を試してみると良いと思います。

まとめ

基本は洗顔後に化粧水で十分に水分補給をして乳液で蓋をしてあげることです。この基本を押さえた上で、『自分の今の肌状態』と『今から目指す肌状態』の2つに注目して化粧水を選んで下さい。

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